人は自分が好きなことには夢中になり、没頭でき、もっといいアイデアはないかと情熱を傾けられるものです。プレイヤーが喜ぶ製品を創り出すためには、やはりプレイヤーでなければ発想できません。私が社員にことあるごとに、「ホールに行ってる？」と聞くのもそのため。勤務中にリサーチに行くことも、大いに推奨しています。

アオイは大企業ではありませんから、社員一人に任される業務の範囲はかなり広いものとなります。そして言われたことをやるだけでなく、自分で考えて行動することが求められます。果敢に挑戦した結果なら、失敗してもいい。むしろどんどん失敗を乗り越え、経験値を積んでほしいと考えています。

仕事とはいえ、結局は人と人。特にこの業界は、人のつながりや信頼関係を大切にする世界です。営業でも開発設計でも、お客様を訪問したとき、「よく来たな！」と歓迎され、また会ってみたいと思われるような、強い個性や人間的な魅力を持ち、信頼関係を築ける人がいい。過去に何かに必死で打ち込んだ人や、苦労した人ほど、にじみ出るものがあるような気がします。

電動チューリップ・アタッカーには、さまざまな技術が詰め込まれています。技術者はもちろん、営業でも、お客様の疑問に答えられる程度の専門知識を身につける努力が必要です。